通行止め

寒波による雪の影響と、それに伴う事故の数々…っていうか、これほど情報が溢れているのにノーマルタイヤでこの冬の高速を走ろうなんてなめた奴らがいるんだから仕方ないけれど、山口広島二県をまたぐ距離で通行止め。平山の温泉に浸かりながら昼過ぎまで様子を見てみたけれど、解除される様子もないので帰阪は断念。明日帰ることにしたと親爺様に電話する。夕方四時過ぎには解除されたようだけれど、無理をおして帰ることもない。
姉貴と娘も三が日は休みが取れないそうで、なんだかまた寂しい正月になりそうだ。それは親爺様にとっても予想外のことだったようで、電話口の向こうの声がどことなく寂しげだ。可哀想なことをしたと想う。
けれどまた次の正月もあるのだからと…長生きなさいませ、どうかどうか。二日には私も新年のご挨拶に行きますから。
山鹿の宿に戻って、今夜は空いているかと聞けば運良く空き部屋があり、じゃぁチェックインできる時間にまた来るわというと、「あぁ、もうよかよ?掃除も終わっとるし、どうぞどうぞ」と風呂番のおばちゃんが鍵をくれた。
とりあえず荷物を戻し、年越し準備の買い物に出かける。
町の者たちと同じように国道の混雑を避けて農道の裏道を走り抜け、ささっとスーパーやらを数軒。何度も来てるからだけれど、勝手知ったる…っていうか、きっと俺ここで住んでいけるなぁw しっかしそれにしても、どうしてこうおせちの惣菜ものってボッタクリ価格なんだろう。ご祝儀相場ってやつか?
ともかく、地に足つけて年を越せることになったわけで、これも何かの思し召しってことか。折角だから今回は露天風呂にでも浸かりながら新年を迎えてみようかなぁ…