団欒

召された母を除いて久々に皆が揃う一家団欒。
久しぶりに揃った子供達を前に親爺様は少々興奮気味で、いつもにまして饒舌。昔話から、日本の歴史、今の政局に至るまで、およそ84の爺さまとは思えぬほど矍鑠としっかりした口調で喋る話が止まらない。
具合の悪い腰も、手術を受けてしゃんと歩けるようにするんだと意欲満々。
「90まで生きて良いか?」と言うので「あぁ、幾つまででも(笑)」
「そのためには、子供孝行な親でなければならんと思ってな」と宣ふ。
親爺様、いつの間にそんな強い人になったのでしょう。
貴方に見習うことばかりです。教えていただくことがまだまだ沢山あるようです。
聞かせて欲しい話がいっぱいいっぱいあるのですよ。
どうか、どうぞ、長生きなさいませ。