身近な死

地震で多くの犠牲者が出たというのはまた別の話として、今年に入って身近な人の死によく出くわす。最近も仕事関係で顏馴染みの同じ年端のオッサンが死んだと聞く。癌と告知されてからはあれよという間だったらしい。つい最近まで元気そうに他愛ない世間話で笑いあった記憶があるだけに驚きだ。仕事先でまた別の仲間とそんな話をする。

「いやぁ、明日は我が身だな。」
「ほんと、俺もいつ死ぬかわからんよ」
「いやいや、あんたは憚る奴だからそうそう死なんよ」
「しばくど!」