ナースステーション

点滴3日目。今日は担当の女医様はお休みだ。代わりに別の女医が診察室に。その他に、今日は臨時勤の先生が一人。だがこいつ、看護婦とやたら私語が多い。この前のコンペがどうのこうの、あそこのホテルは何が旨いの… 第一声が悪い、っていうか喋りが下手だ。
声はでかけりゃ良いってもんじゃないが、声にも説得力が必要だけれど、こいつにはない。
診察医ってさ、患者との会話の中から病因を探ったりとか、その病気がいかようなものか説明したりとか、どう対処してゆくのか、患者の心をリラックスさせながら説得していったりとか、んなことが仕事でしょ? 看護婦とくだらねぇ話は出来るくせに、オッサンやオバサンのしゃべくりに圧倒されて、相づちしか打てないようじゃ、あきまへんでw
そこへいくと、あの「女医様」はこの病院ではキーマンだな。彼女がいるだけで、他のスタッフの緊張感っていうか、動きが違う。悔しいが美人だし、グサグサものを言うが、診断は的確で説得力がある。何より良く通るいい声してるわw
明日、彼女の診察を受けて解放される…予定。