CoCo壱のカレーは何故不味い

大手チェーンの専門店だけれど、ここのカレーを美味いと思ったことがない。
何がいけないって…まず匂いだな。普通カレー専門店ってのは、店のずうっと手前から良い匂いがして、その香りに誘われるように店の前まで来れば、なんだかたまらなくカレーが食いたくなって…っていうのが本来なのだけれど、不思議なことにここのカレー屋の前を通っても、あの胃壁をくすぐるような香しい匂いが全くしないのだ。本当にカレー屋なのか?これ。何かスパイスけちってない?
それに加えて引っかかるのは、ここに限らずどのチェーン店にも見られるマニュアルってやつ。マニュアルってのは不思議なもので、それに沿ってさへいれば良しと錯覚しがちだ。確かに今時の子ってのは、マニュアルを作ってやらないと動けないのが多いし、基本的な動線作りにはなっているのだけれど、世の中、まして飲食店に至っては、マニュアルにはない小さな事故も多発する。マニュアルどおりに動くことを教えられた彼等は、その時に機転が利かない。これは教育する側にも大いに問題はあると思う。
だからって、カウンターで客が食ってる前で、店長らしき奴がやたらスタッフをしかりつけるように指導してたりするしね。
「んなもん、裏行ってやれ!」って昔私が切れたのも、実はCoCo壱だ。
例えばね、細かな話をすると、昼時の混雑した店内の調理場で、店員がカツカレーを作る。ライスを盛り、揚げ上がったカツをまな板の上で刻む。それをライスにのせて…後はルーをかければ出来上がりだ。ところがこの店員その前に、まな板に散らかったカツの揚げくずを、丁寧にていねいに包丁ですくって掃除するんだ。このくそ混雑した状態でだよ?んなもん後回しにして、さっさと商品の提供を出来んものか?普通。
これもマニュアルのなせる技だね。なんだかね、あたしゃ、こんな店が世にはばかってること自体不思議だよ。←まる子か(-"-;