2006-09-21 夜風を纏ふ 慌ただしい出張からようやく開放されて、ふと気が抜けたように部屋で佇めばもうすっかり辺りは秋。夜風は心地よくそよぎはするけれど、そうっと撫でるように私の肌から温もりを拭い取ってゆく。その瞬間から独りよがりな男は、発情を慕情へとシフトさせるんだよ。 あの子を抱きしめていたい…