遠い空の花火

週末の夕刻何気に掲示板を眺めていると、ゴツい系21歳のセフレ君からメール。
「アドレス変えました。また行ってイイっすか?」
「ってゆーか、今掲示板に載せてるのお前か?」
「はい。」
こいつ他のオッサン相手にはサポしてんのかよ(-"-;
「あぁ、また今度な」
と今度は証券マンのセフレ君から久々のメール。
「今日どうですか?」
まぁこの子はほとんどノンケな子だし、たまぁに抑え切れぬムラムラが爆発しそうな時だけ云ってくるわけだからOKして、こっちも溜まったものをぶち込んで満足して帰って貰う。
さてと、そろそろ晩飯の支度でもするか…ってところで、あの元ボクサーのイケメン君からメール。
「パパ、やりたくない?」
「いらねぇーよ(-"-;」
「もう!」

やれやれと、ふと窓の向こうの遠い夜空に花火が上がる。
そうか…神戸の花火が見えるんだ此処は。
まてよ、と玄関の方へ回ってみると東の空には淀川の花火。
遠い空の花火は、まるで遠い日の花火。
大きく打ち上がる度に色んな過去達がきらきら脳裡をかすめたりはするけれど、その遙かに隔たる距離の分だけ、思いと想いは決してシンクロすることはない。
あぁ、あいつはどうしているのだろうなぁ、と何気に蚊取り線香をつけてみたのは
これは単なる昔のCMの刷り込みってやつか…