友達ってやつは

お盆休みで暇を持て余してる連れ達と、いつもはポーカーの賭場を開くのが恒例なのだけれど、今年はメンバーが揃わず断念。どのみち退屈してるんだろうと、いちばんの親友を誘って久々の玉突き。まぁ楽勝で勝ち越して、いたくご機嫌を損ねたのでその後居酒屋へ行く。
何だかねぇ、お互い仕事では上にも下にも滅多な本音を吐けない立場だから、そのあたりで妙に盛り上がってしまった。愚痴ってるわけじゃぁないんだけれど、お互い疑問に思ってる問題点は同じなんだなって気付いたよ。
家庭の事情で、今更ながら派遣のバイトやってる他の仲間のことに話が及んで、
「何故親の仕事を手伝ってるうちに、奴は資格を取らなかったんだ?(司法書士)」って聞けば
「いや、奴も試験は受けてたさ。受からなかっただけだよ。そりゃお前、今じゃあんなの弁護士の資格程に難しくなってるんだぜ?」って…
「そんなもん?」
「それにさ、この歳になってみろよ、今更勉強なんてなかなかやれないで?」
「うん、まぁお前の性格的には無理だな」
「なにそれ?(-"-;」
「だってお前って、そゆ型どおりの知識ってのを前にすると、自分の理屈で真っ先に切っちゃうやんw」
「ううっ(-"-;A おっしゃるとおりで…」
「いや、勉強っていうよりさ、学ぶべきは腐るほどあるわけで、大人なりのやり方がきっと有るんだと思うんだがなぁ」
「どんな?」
「そんなことしっかり分かってりゃ、こんなとこでお前相手に呑んでるかよ」
「しばくど!」
(笑)